糖尿病の具体的な定義について

血糖値が高いともしかして自分は糖尿病かもしれないと不安を感じていらっしゃる方も多いと思います。

 

自分も数ヵ月前から食後の血糖値が高くて糖尿病かもしれないと心配になり色々と調べてみました。

 

血糖値が高い場合はその数値の高さによって糖尿病なのかそれとも予備軍なのかの明確な基準が設けられています。

 

また空腹時の血糖値と食後の血糖値でそれぞれ基準になる数値が違ってきます。

 

糖尿病の指標としては以下の数値が用いられています。

 

●空腹時血糖値(mg/dl)
・~110【正常型】
・110~125【境界型】
・126~【糖尿病型】

 

 

●食後(糖負荷後)血糖値(mg/dl)
・~140【正常型】
・140~199【境界型】
・200~【糖尿病型】

 

なので血糖値が高いからといって即座に糖尿病というわけではりません。

 

まずは自分の空腹時血糖値と食後血糖値を把握する必要があります。

 

食後の血糖値が高めの方に糖の吸収を抑えるアイテム

 

 

食後の血糖値は自分で測って確かめる

 

健康診断や病院の検診で空腹時血糖値はすぐに分かると思いますが、食後の血糖値は一般の検診では測定しないことがほとんどなので自分で測定する必要があります。

 

薬局やドラッグストア、ネット通販などで家庭用の血糖計を買うというのが一つの方法です。

 

価格は5000円前後の物が多く高くても1万円ちょっとで買えるのでそれほど経済的な負担にはならないかと思います。

 

ですが指に針を刺す必要があるので心理的に怖かったり飲食業についている人や主婦の方は衛生面などでなかなか難しいと思います。

 

その場合は尿糖計か尿糖試験紙を使うという選択肢もあります。

 

血糖計と違って指に針を刺す必要がないので穿刺時の痛みもなく手軽に糖尿病かどうかの判定ができます。

 

もし尿糖試験紙などで糖尿病の陽性の反応が出た場合は病院で75g経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)などの精密検査をしてもらい早期診断をおすすめします。

 

食後の血糖値の急激な上昇を抑えるには?

 

 

食後の2時間血糖値が200を超えると危険域

 

食後の血糖値は2時間後の数値が200mg/dlを超えていないかどうかが糖尿病の合併症を進展してしまう境界線の数値になっているのでとりあえずこの数値が糖尿病型かどうかの目安になります

 

また食後1時間の血糖値が200mg/dlを超えていないかどうかも重要な指標になります。

 

血糖値がピークになる時間帯は個人差があるので食後1時間でピークを迎える場合と2時間後にピークを迎える場合のおおまかに2パターンに分けられます。

 

食後1時間で血糖値が200を超えてしまうと余りにも食後血糖値が急に上がり過ぎているので耐糖能異常の疑いが強く、たとえ2時間後の数値が200を下回ったとしても近い将来糖尿病を発症するリスクが高いです。

 

耐糖能異常とは食後の上昇した血糖値を元に戻す力が非常に弱まっている状態を指します。

 

主にすい臓から分泌されるインスリンというホルモンの働きが弱まってしまっていることが原因です。

 

普段、運動不足で糖質の多い食事が多く内臓脂肪型の肥満症の場合は体内に増えすぎた中性脂肪のせいでインスリン抵抗性が非常に高まってしまっている状態が予想されます。

 

インスリン抵抗性とは体脂肪が高いとは増えすぎたせいでインスリンの作用が弱くなってしまっている状態です。

 

 

糖質の多い食事は大量のインスリンを分泌させ負担が大きい

 

インスリンは食後に血中に放出された糖質を細胞の取り込ませて血糖値を下げるという役割があります。

 

しかし糖質が多い食事を摂ってしまうと血中の糖分が一気に増えるのでその分、インスリンを大量に分泌させる必要がありすい臓への負担が非常に大きいです。

 

また糖質の摂り過ぎで肥満になると脂肪細胞が肥大してしまうのでTNFαやPAI-1などの悪玉物質が放出されるようになります。

 

その悪玉物質こそが各臓器細胞のインスリン受容体の感受性を低下させてホルモンの働きを悪くするインスリン抵抗性の原因です。

 

感受性が悪くなってしまうと細胞に糖を取り込ませるインスリンの働きが低下するのでいくら大量にインスリンを放出しても一向に血糖値が下がらないといった状況になります。

 

そうなるとすい臓もやがて疲れてしまいインスリンの分泌量が著しく減少してしまうのです。

 

なので血糖値が高い状態を解消するにはまずは減量を行って肥満を改善するのが一番の近道になります。

 

 

肥満を改善する事が血糖値改善のカギ

 

糖尿病の患者さんが病院を受診すると医師にまず痩せて下さいと言われるのはそのためなのです。

 

まずは食習慣を見直して高カロリーの食事が多い人は和食などの低カロリーな食事に改善していくようにしましょう。

 

また肉類などの動物性の脂肪も血管には良くないので、できれば魚を積極的に食べることが大切です。

 

動物性の脂肪酸は血中の悪玉コレステロールや中性脂肪を増やすので動脈硬化の原因になります。

 

一方の魚の脂に含まれているDHA・EPAは血液をサラサラにして血管を若返らせる作用があるので糖尿病治療にもとても効果があります。

 

血管をいかに健康な状態に保てるかが糖尿病治療の鍵になります。

 

そうはいってもすぐには今までの症生活を変えられないという人も多いと思います。

 

その場合は健康食品を併用するなどして徐々に食習慣を改善していくのが精神的な負担も少なく効果が上がりやすいと思います。

 

糖の吸収を穏やかにして食習慣の改善をサポート